ならまち 吉祥草花堂

福を招き災厄を祓い幸せを願う。そんな吉祥の形のちりめん細工の香袋をつくっています。

東大寺 お水取り 糊こぼし椿の香袋

 

毎年、3月1日から14日まで

 

奈良の東大寺では

 

お水取り(修二会)と呼ばれる 法会が行われています😊

 

前回の記事で

13日までと言っていましたが!

14日まで続きます😊❣️

 

毎晩、堂童子が

 

大きな大きな松明を

堂の端から端まで

 

盛大に火の粉を散らしながら

走っていきます🔥

 

その火の粉を浴びると

 

その年 一年間

無病息災でいられると言われています。

 

このお水取りの間

十一面観音様をお飾りする造花は

 

クチナシと紅花で染めた

和紙でつくられた

白と赤の花弁の 糊こぼしと呼ばれる

椿の花です😊

 

なので、その形の

 

糊こぼし椿の香袋を

今この時期に💕

作ってみました✨

 

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この お水取りの期間に

糊こぼし椿の香袋をつくりたい

 

と思っていたので、

何とか 間に合いました〜😊


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上から見ると

こんな感じ✨


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袋口は後ろです😊


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横?から💕


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この時期は、

奈良の和菓子屋さんでは

 

この

糊こぼし椿の生菓子が

売られています💕

 

通年で作っているお店もありますが、

 

お水取りの間の

2週間だけの限定で

作ってるところもあるので

1年に一度の機会💕の

椿のお菓子✨

 

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それぞれの和菓子屋さんが

それぞれの 椿のお菓子💕

みんな赤と白の花びら✨

 

大切な季節の行事です😊


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752年から続く

この法要。

 

都が京都に移り、

時代は次々と移り変わっても

一度も途切れることなく

毎年 続けて行われてきた

1000年を超える祈りは、

 

鎮護国家

五穀豊穣

天下泰平

万民快楽

 

全ての人が幸せになるための祈り✨

 

その祈りに

ずっと 寄り添ってきた

糊こぼし椿です💕

 


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