ちりめん細工 錦鯉の香袋
前回、菖蒲の花。
次は、鯉!を作ろうと思い立ち。
元気に泳ぐ鯉を作り始めましたが…。
布選び中に、
青色に沢山のお花が咲いている布を見て、
水中花みたいに見えて 綺麗💕
と思ってしまったところから、
すでに方向が
始めに思っていた方向から
違う方向へ…。
元気に泳ぐ鯉!路線から、
綺麗で艶やかな鯉(にしたい) 路線へ。
花鯉の香袋と名付けたかったのですが、
花鯉と言う種の海魚が いるようなのでやめて、
花錦鯉と名付けようと思ったのですが…。
花錦と言うのは
桜満開の状態の形容する言葉のようで。
回り回って、
錦鯉の香袋と言うことになりました😊
以前から、
つまみ細工は、
魚のヒレや、鳥の羽によく似合うと思っていたので、今回は 胸びれ、背びれ、尾びれに
つまみ細工のせてみました。
尾びれ
背びれ
見えにくいかな。
胸びれ
前回の菖蒲天女に続いて
またもや、
作り始めに考えていた形とは
全然違う子が 出来ました😊
作っている途中に、
こうしたら可愛いかな❤️
とか
こんなふうにしたら面白い?
とか思ってしまうので、
仕方ないですね😅
綺麗な子が出来たように思います(親バカ)
ただ、
頭部分と体の柄の取り方を
今回は、パキッと分けてしまったけれど
次回は、
もう少し変えた方が良いかな。
頭部分に、もう少し柄が入った方が
体の柄へ馴染みが良いし
綺麗なような気がします…。
胸びれの色も…。
五月の子供の日には、
菖蒲と鯉は大事なアイテムですが、
鯉と牡丹も
良く組み合わされているようなので
一緒に置いてみました💕
結構、似合う😊
と思う…?
だんだん、自分では
自分の作った子が
客観的に見えなくなってくるので、
実は
自分が思うほど
綺麗でも 可愛いくもないことに
気づけなくなってしまっているかも。
と思うこともありますが…。
あたたかく
見守ってください😊
鯉は、立身出世💕飛躍 、成長、 勇気 、強さ
運気上昇❣️
願ってます😊
ちりめん細工 菖蒲の葉と菖蒲天女
端午の節句は
菖蒲の節句。
邪気祓いの力をもつ菖蒲としては
刀にもみなされる
葉っぱを添えたい!
と、菖蒲の香袋が出来たときに思いたったものの。
どんな感じに添えたら素敵かな〜と考えているうちに大迷走〜。
頭ぐるぐる🌀
凛々しいお顔をした
可愛い お稚児ちゃんに
刀に見立てた 菖蒲の葉を持ってもらおう❣️
と 製作に取り掛かりました😊
そんな時に
新元号 令和 の発表。
心は 万葉時代へ。
そうだ!万葉時代の天平衣装風で💕
と、思い立ち。
葉っぱを持つのは
可愛い
菖蒲の女の子にしよう💕
天平衣装風の
肩かけの布を
つい 天女の羽衣風にしてしまったら、
気がつけば
菖蒲天女…。
いざ、葉っぱを持たせようとしたら!
葉っぱの重さに耐えられず
転んじゃう😅
私、羽衣より重いもの持てないですぅ〜💕
と言われた感じがしました😅
なので、葉っぱは
自立してもらいました。
葉っぱを持ってもらうために
作ったはずなのに。
菖蒲天女
なんのために…。
そんなの 私のせいでは ありませんわよ!
と菖蒲天女さんの声が聞こえてきそうな後姿。
上から見たら
こんな感じ。
菖蒲の花に見えるかな。
5月5日は
子供の日💕
こんな優しい菖蒲の節句飾りも いいかな😊
邪気を祓い、無病息災、健康守り。
全ての子供の幸せを願う日ですね💕
ちりめん細工 菖蒲の香袋
ちりめん細工界?では
お雛様の時期が過ぎると
端午の節句飾り🎏を
次々作られたり
飾られたりで
気持ちは、もう5月の節句へ💕
で、何から始めようかな。
やっぱり
綺麗なお花から〜。
菖蒲の香袋できました😊
色合い
迷いましたが
これにしました😊
紐の色…
この淡紫と
金色と
迷ったのですが、
いざ出来上がってみると
もう少し
濃い紫な方が良かったかなぁ。
花びらにワイヤー入ってるので
3枚の花びらで立っています。
いろんな菖蒲の花を考えてみたけれど、
やっぱり
菖蒲の花は
真っ直ぐ上に向かって
凛と咲いて欲しくて
この形にしました。
伝承物の形の
菖蒲の花袋の
うてな部分(花の下の緑の部分)
は丸い袋なのだけれど
もう少し本物に近く作りたくて
勝手に変えました😅
真っ直ぐ上を向いて咲く
菖蒲💕
でも、これでは
いつものように
紐先に つぼみ と葉っぱをつけられない。
菖蒲の葉っぱも
紐先につけられるような形でもない。
先が尖った 長ーい葉っぱ。
でも!
菖蒲が節句に飾られる由縁は、
あの破邪の力を持つ剣とされる葉っぱ。
厄を祓い、
健康のお守りとしての力を持つ葉っぱ。
どんなふうに、この香袋に
葉っぱを添えようかと
ずーーっと 考え続け中😊
これ以上長引くと
また
ブログが音信不通状態になりそうなので、
先ずは
菖蒲の花の香袋を先に
ご紹介しました😊💕
ちりめん細工 牡丹の香袋
できました💕
牡丹の香袋です😊
途中経過 その1から その5くらいまで続くかも😅
と思っていましたが。
こんな感じかな〜?
って何げなく 花びらを作り始めたものの、
花の形に縫いあげていく段階で!
花びらの重なりが分厚くなり過ぎて
最後の方は
力技‼️
花びらたくさんにしたこと
ちょっと後悔。
花びらをずらして
縫いあげていけば、
厚みは そこまで厚くならないのですが、
花びらと花びらの
段の間に縫い目をつくりたくなくて
何が何でも
全部 まっすぐ縫い重ねたので
手が痛い…。
上から見ると
こんな感じ💕
牡丹色の紅の布で作ろうか
迷いましたが、
この薄い桜色🌸が好き。
で、つい この色で作ってしまいましたが、
よく考えたら
桜の香袋も この色で作ってました!
気がついたら
淡い桜色ばかり選んでしまいそうなので、
気をつけていこうと
心の中で ひそかに誓う…。
花びらには
ワイヤ入れました。
細いものをつかいましたが、
外側二段くらいの花びらの大きさになると
もう一段階太さがいる感じ。
いまの30番ワイヤでは
大きな花びらは
ちょっと 持ち上がりにくいなぁ。
蕾✨
桃🍑✨みたい😊
と思いながら 作っていました💕
吉祥草花堂は
お花の香袋(袋口後ろバージョン)時は
紐先には
葉っぱ と 蕾
をつけたいのです😊
いつも、お花よりも
蕾の形に悩みます。
葉っぱは
ギザギザのVのところ。
もっと違う作り方の方が
きれいかな〜。
後ろ✨
ガクも 色々悩みましたが、
この形にしました😊
3月25日から
薬師寺の花会式始まります💐
供えられる10種の お花🌸🌼
それにあやかって
10種の香袋✨
いつか全部 できるかなぁ😊
今回は、牡丹ひとつ。
しかも、色違い。
脱線しまくり。
先はながーい…気がする😅
天武天皇が 皇后の病気平癒を願って
発願された薬師寺ですから、
長〜い歴史の時の流れに比べたら!
全然大丈夫👌(何が?)
修二会花会式では
国家繁栄、五穀豊穣、万民豊楽✨
薬師如来様には
病気平癒を願って💕
綺麗な花々は 祈りを支えますね✨
牡丹の香袋 経過 その1
奈良の東大寺の修二会は
お水取りと呼ばれますが、
薬師寺の修二会は、
花会式と呼ばれてます。
3月25日から31日までおこなわれます。
もうすぐです😊
東大寺の修二会には、
和紙でできた
糊こぼし椿の造花が
飾られますが、
薬師寺の花会式には
10種類の花の
和紙でできた造花が
飾られます😊
梅、桃、桜、山吹、椿、
牡丹、藤、百合、杜若、菊の
10種🌸🌼🌸
これらの花の香袋を
作りたいと思っていたのですが、
全然 間に合わない…😅
まだ、作ったことが ないので
牡丹の花を作ろうと
思い立ったのは
よいものの…😅
パーツが 多くて❣️
出来上がるまで、
ブログ更新しなかったら、
いつまでも 音信不通状態に…
なってしまう〜💧
なので😊
今の状態を ご報告💕
そして、ブログ更新を励みに
牡丹❣️がんばります💕
今、ここまで出来てます😊
花びら💕
やっと全部、
縫い終わりました😊
花芯(雌しべ)部分も、
とりあえず こんな感じでいこうかな?
雄しべ部分も
糸抜き、糊つけ、形つけが
出来ました💕
紐先につける
葉っぱも、
できてます😊
これから、
まだまだ
色々とあります😅
牡丹の花の香袋✨
早く、ご紹介できるように
頑張ります💕
ちりめん細工 椿の香袋
先日、東大寺のお水取りにちなんで
糊こぼし椿の香袋をつくりましたが、
やっぱり
椿と言えば?
真っ赤な椿💕
を作りたくて
椿の香袋
作りました😊❣️
前回の
糊こぼし椿の香袋は、
東大寺のお水取り(修二会)と言われる行事の時に奉納される
花びらの色が
赤白赤白赤の5枚の花びらで作られているの5枚花びらの椿なので
それと同様に作ったのですが、
今回は花びら1枚増やして
6枚の花びらにしてみました😊
ガクも、ちょっと変えて
椿らしくウロコ?状にしてみました😊
つぼみも
花びらの形を変えて
少し 丸くしてみました✨
袋口は後ろ側😊
本当に
小さな小さな袋なので
お香くらいしか入れられません😅
ピアス、イヤリング、指輪くらいなら
入るかな。
パワーストーン 一粒だけ 御守りみたいにして入れるとか…。
香りは、
人それぞれ好みがあるものですから、
お好きな香りを入れて欲しいので、
私が作る香袋は
作った状態で
香りはつけてません。
特に好みが決まってなくて
香り袋、匂い袋として
良い香りを望まれた時には
私が好きな
京都のお香屋さん
松栄堂さんの
誰が袖
という お香を小さく
くるんだ香り玉にして
この巾着に入れてお渡しします💕
この椿の香袋の小ささでは、
ほんのりと
ん?
と感じるくらいの香りになるかと。
香りは
交換することも出来るので
香りが薄らいできたら
新しいものと入れ替えることもできます。
香りを 別の香りに変えたい時は
花そのものに
香りが移っているので
初めに入っていた香りと
馴染みやすい香りにしないと
喧嘩しますので お気をつけて下さいね❣️
東大寺 お水取り 糊こぼし椿の香袋
毎年、3月1日から14日まで
奈良の東大寺では
お水取り(修二会)と呼ばれる 法会が行われています😊
前回の記事で
13日までと言っていましたが!
14日まで続きます😊❣️
毎晩、堂童子が
大きな大きな松明を
堂の端から端まで
盛大に火の粉を散らしながら
走っていきます🔥
その火の粉を浴びると
その年 一年間
無病息災でいられると言われています。
このお水取りの間
十一面観音様をお飾りする造花は
クチナシと紅花で染めた
和紙でつくられた
白と赤の花弁の 糊こぼしと呼ばれる
椿の花です😊
なので、その形の
糊こぼし椿の香袋を
今この時期に💕
作ってみました✨
この お水取りの期間に
糊こぼし椿の香袋をつくりたい
と思っていたので、
何とか 間に合いました〜😊
上から見ると
こんな感じ✨
袋口は後ろです😊
横?から💕
この時期は、
奈良の和菓子屋さんでは
この
糊こぼし椿の生菓子が
売られています💕
通年で作っているお店もありますが、
お水取りの間の
2週間だけの限定で
作ってるところもあるので
1年に一度の機会💕の
椿のお菓子✨
それぞれの和菓子屋さんが
それぞれの 椿のお菓子💕
みんな赤と白の花びら✨
大切な季節の行事です😊
752年から続く
この法要。
都が京都に移り、
時代は次々と移り変わっても
一度も途切れることなく
毎年 続けて行われてきた
1000年を超える祈りは、
鎮護国家
五穀豊穣
天下泰平
万民快楽
全ての人が幸せになるための祈り✨
その祈りに
ずっと 寄り添ってきた
糊こぼし椿です💕